親との関係〜なにもなかったからこそ、なんかあった

人の悩みや問題
その殆どの原因が親との関係性にあるというのは真実だと思います。

しかし、これにピンとこない人もかなり多いのではないでしょうか。

両親は何不自由なく育ててくれた、家庭環境もごく普通、取り立てて問題もない。お金にも苦労はなく、手をあげられることもなかった。まぁ、思うことはあったけど、それはよくあることだと思う・・・。こんなふうに考えている方も多いと思います。

しかし、この「一見」なにも問題がないと思っていることに、問題が根深いということがあることがあります。

問題がないのではなく、問題(正確に言えば、それに対して引っかかっている自分の状態)をそのままにしている自分自身の無意識のブレーキ。背景には自分を大事に育ててくれた親に対して、ネガティブな感情を抱くことへの罪悪感などがあります。

気がつかないフリをしている自分はいませんか?
うっすら苦しい感覚を諦めようとはしていませんか?

重く苦しい感覚は、無理に引きずり出す必要はありません。

もし感じたら、「いるな」って、
その存在を確認すること「だけ」から始めましょう。

親との関係はラスボス的なところがありますが、
最後には愛と感謝しか残らない。
これがファイナル・アンサー。

そんな境地に立ってみませんか?

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