呼びかけに応える旅〜鞍馬・貴船 その3

呼びかけに応える旅〜鞍馬・貴船 その2 続き

朝、4時半に目覚ましが鳴った。

眠った時間が少ない割に、キレのある目覚め。
それと同時に、思ったことがあってメモを取った。

「私は自分の仕事を進める」

そして

「今回鞍馬に来たのは、何かメッセージをもらうためではなく、
大きな存在に、自分の意思を伝えるためにきた」

ということだった。

禊の代わりに、シャワーを浴びて
肝心の天気の確認をしたら、
雨は降っていなかった。

準備をして出発、
駅に向かう道の途中
雲間からは太陽が見えた。

大雨よ何処へ・・・・

7時前には目的の鞍馬駅に到着

人気の殆どない、
青紅葉の美しい5月の山

問うこともなく
求めることもなく
目に映るもの全てに
眼差しを向ける意識だけで
鞍馬から貴船に一人、歩き抜けた。

そして結局、

雨が降ったのは
預けた荷物を取りに市内に戻ったときだった。

ホテルのロビーで
タロットを一枚引く

「吊し」

ミッション、コンプリート

そう感じた。

よっしゃ、お土産買って帰りましょう。
伊勢丹に寄ってサクッと帰路へ着く。

今回の旅は、じわじわくる旅だったと思う。

旅が終わって1週間、
今でも
じわじわしている。

それは余韻というものではなく

終わってもなお
自分の中で共に育つ

素晴らしき旅。

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