過去生もまた記憶の一つであること〜その5

前回からの続き
過去生もまた記憶の一つであること〜その4

車で人を殺めた自分は
今の自分ではないことは確かだ。

そして思い出し、納得しただけで
ガラリと変わったのは今の自分。

これがいわゆる「過去生」というやつか・・・

初めての体験だった。

この時はここで終わったのだが
今だからわかる事がある。

「過去をどう捉えるか」
ということ

実際、過去は過去ではないことが多い

現在という時間軸の中に今なお生き続けている
正確に言えば「現在過去」という状態。

現在というタイムラインの底で
生き続けている過去は、

その存在に気がつくまで
今の自分に大きく影響を与え続ける。

過去生というものがあるとしたら
それもまた同じこと。

その記憶は本当だったのだろうか?
そして
その記憶の「後味」は本当だったのだろうか?

この調整がものすごく重要だと
今ならハッキリとわかる。

そして、

恐らく過去が本当の過去になっているのなら
ヒトは過去を忘れてしまうだろう

しかしこれこそが
多くの人がいう
「今を生きる」
という感覚の正体だと思う。

終わり

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