前回からの続き
過去生もまた記憶の一つであること〜その3
「あの娘は一度空から落ちて死んでいるんだ、それを思い出させただけだ、
だからもう落ちることはないよって教えただけさ」
この一節を読んだ私はハッとした。
もしかしたら、わたしも
一度、車の事故で誰かを殺しているのではないだろうか
だから
「もう車の事故で誰かを殺めることはないよ」
そう自分に教えた瞬間
それまで頭から離れなかった運転への恐怖が
嘘のようになくなった
あぁ
そうだったのか・・・・
妙な納得感だけが
後に残った