しっくりこない展開の大きな可能性

タロットリーディングには
「確かに・・」と、すぐに納得できることもあれば、
「ピンとこない」というようなカードが出たりすることもあります。

この一見、的外れで
「しっくりこない」展開をどう捉えるか。

最初、
私は自分の「リーディングの精度が悪いのでは」と考えていました。

しかし
リーダーである私や相談者さんが
「絶対無理、ありえない」といったカードでも、
タロットは「ありえなくないよ〜」と言っている。

そう捉えてカードを見ると、
「このカードの展開通りにするためには、どうしたらいいんだろうか?」
という未来方向への意識のベクトルができるのです。

すると不思議なもので、
色々なアイデアが湧いてきたり、
「自分は不可能だと思っているけど、本当にそうなのだろうか?」
と思うようにもなります。

つまり、タロットという鏡を通して
『自分の「枠」から抜ける』
『自分の「固定概念」を崩しにかかる』
ことができるのです。

実際、私も昨年
お伝えするのを若干ためらった展開が出たご相談者さんがいました。
実際お伝えすると、最初はやはり「ありえない」的な反応でした。

最初、私としても「さもありなん。そうだよね・・」だったのですが、
この相談者さん、とても気づきが早い方で
あれよあれよという間に、ほぼ展開通りに
長いこと動かなかった案件を見事に現実化していました。

このリーディングは
タロットリーダーとして、そして人間としても
とっても学ばせてもらったとても印象に残るリーディングでした。

最近、
以前に増してカードを自分の身近に置くようにしました。
想像もしないようなカードを引くことはしょっちゅうですが、
自分の「枠」「思い込み」が外れるのがよくわかります。

相談者さんにとってしっくりこない展開というのは
リーダーとしては正直、焦ります。

でも最近は、
しっくりこない展開こそリーダーとしての見せ所と
燃える自分がいることに、薄々気が付いているのでした(笑)

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