インナーチャイルドの本当の願いとは?

多くの人は勘違いしていると思うけど、インナーチャイルドが本当に求めていることは、癒されることではない。

現実から考えてみて欲しい

お母さん(もしくはお父さん)と子どもがいるとしよう。子どもが泣いている。親は泣くのを止めようと思って、子どもに注意を向け、だっこしたり、なだめたり、お菓子をあげたりする。確かに泣き止むかもしれないけれど、実はそれではなんの解決にもなっていない。子どもの本音を言ってみれば「して欲しいことはそんなことじゃないんだよ」と言ったところだ。つまり、泣く子どもは親にわかって欲しい願いがある。そのために泣くのであってあやされることが目的ではない。本当の願いに耳を傾け、それを叶えてあげること。そうすれば子どもは二度とそのことでは泣かなくなる。このメタファーがわかるだろうか?

さらに言ってしまえば、インナーチャイルドは過去の小さない頃の自分ではない。行き場のない「今」の自分なのだ。インナーチャイルドが泣くのはインナーチャイルドが癒されたいからではなく、「今の自分に幸せになってもらいたい」という願いから訴える言葉が今の自分に届かないからなのだ。その言葉に耳を傾け、実行することで、インナーチャイルドは満足し自動的に成仏する。これを別名ヒーリングと呼ぶのだと思う。

癒しが必要 解放が必要 浄化が必要

これは自分の力をどんどん奪うような洗脳。やればやるほど、手放しどころか苦悩は増え続ける。影を切り捨て光を求めようとすればするほど影は濃くなる。我々は二極の世界に生きているんだから、そうなるのは当たり前。

あなたは癒されなければならない存在じゃない、そんな弱い存在じゃない。だって人間として生きることを選んできているのだから、もう十分強いです。

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