2020夏のトーキョーで思ったこと

都民です・・・

ということで、今年の夏はここ数年の流れとはちょっと違う過ごし方になっています。
個人的には今まで考えることもなかったことに考えが及んだりとかして、なかなか面白い時間になっていると思う。先日行ってきたステイケーションというのもその一つ。

虎ノ門にあるアンダース東京というホテルに泊まってきた。
普段なら家から30分とかからない場所にある都内のホテルに泊まろうとは思わないのだけど、この夏限定の24時間のステイケーションというプランを見つけ行ってみた。実際泊まってみたら、なるほと、自分の中がクリアになって、アップデートされたと思う。

まずはクリアになったこと。自分の好みが改めてハッキリと分かったなということ。自分の好きがハッキリすることは何かと大事だということを最近感じていた。普段とは違う環境にゆっくりと身を置いてみると、それがよく分かってくる気がする。そして逆に「なぜかあまり好きでない」に対しての「なぜか」の部分に気が付いたりもする。ちなみにアンダースは好き。で、どうして好きかと言うと私が北斎が好きだからだと思う。アンダースがハッキリと示していたように、ハイアット系の根には、恐らく北斎の影響が強く流れている気がする。

コロナ禍で外国人の来日数がグッと減り、その補填として国内需要を模索したプランが生まれ、それを使った訳であるけれど、いわゆる高級ホテルは日本国内でも国外でもその対象者は自国民ではないことを今更ながらにリアルに自覚した。最近、豪華旅系のYouTubeとかを見て思うのは、そっち系に走ってしまうと、どこに行っても同じようなサービスを受けられることが大事なんだよね。星(ランクのこと)って今更ながら、同じ価値観で輪切りされた表層を見るようなものなんだな。これが悪いとかじゃなくて、そういうものなのだと自覚して向き合うことがとても大事だと思う。

いずれも分かりづらい些細なことかもしれないけれど、結構重要なことだと思うんだよね。

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