タロットリーディングとの付き合い方〜お題編

リーディングにはお題(テーマ)が必要です。そしてそのテーマが具体的であればあるほど、リーディング内容も具体的になってきます。

「自分の使命が知りたい」などの大きな問いは、その問いに至るまでの経緯や現状などもお話していただいております。仕事、恋愛、学問、お金・・・何かしらの引き金となっている出来事があるはずです。現象から真実を見てゆく、これはわたしにとっては「人間とは何か?」という問いの答えの一つでもあります。

テーマが多岐に渡っている場合もあります。これは当然なことです。まとまらないようでしたら無理に絞るようなことはせずお伝えくださるようお伝えしています。まとまらなない事情の中にこそ共通して流れる何かがあり、それこそが大事なこと、つまりリーディングの本当のテーマだからです。タロットリーディングとは「本当の問いを見つけるようなもの」ということです。

事前にテーマをお伺いする過程は、セッションを希望される方のご自身との関わり方が透けて見えるような気がします。相談内容が書けない、というのはおそらくまだご自身でこのテーマに関して本気ではない、もしくはタイミングではないのだと思います。その場合、能動的に時期が来るのを待つことが大事だと思います。その時期というのはご自身できっとわかるはずです。

ということで、「運勢を知りたい」といった託宣的な内容、また、お題はお任せタイプのリーディングをご希望の方は、他のリーダーさんや別の手法でのセッションのほうが有益だと思います。セッションも必要なときに必要なものを、これが大事だと思っています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。