ヒーリングと病気に関する考察〜2019年秋

【この2年間、体験してみて解ってきたことの記録】
これは主にヒーリングを受ける側、クライアントの立場からの考察である。

ヒーリングは確実に何らかの作用を及ぼす。それは事実である。
どんなヒーリングでも、だ。これは声を大にして言いたい。
そして、見えない領域だけに分かりづらいが、その影響は想像しているよりかなり大きいものがある。

だからとりわけ実際に身体に症状が出ている場合、もしくは体力が奪われている場合、いかなるセッションでも軽い気持ちで受けることはしないほうがいい。もし受けるのであれば、十分吟味することが大事である。習う場合も同じで、ペアワークなど場合によってはお断りする勇気も必要だ。いずれにしても自分がどう感じるか、嫌な感じが少しでもするならばそれはきっと今は合っていないサインだと思う。今は合ってなくてもこれからご縁がある場合だってある。そのヒーリングがいいとか悪いとかではなく、あくまでも今の自分には合っていないことを自分のセンサーでしっかり判断すること、そしてそのセンサーに正直に従うことが大切だ。

ヒーリングを受けるとデトックスが起こる。エネルギーの領域を変化させるのだから何かしら調整が必要になってくるのは当たり前。きっちりとしたデトックス対処を施しているヒーリングでも大なり小なり起こる。デトックスの無いヒーリングはまずありえない。もしデトックスが無いようならば無いのではなく、ただ感じていないだけだと思う。または時間が経ってから出てくることもある(だからデトックスだと気がつかない)。

病状が重い場合は身体もいつもより敏感になっているから通常よりデトックスがしんどい場合がある。デトックスに身体が耐えられなくなって、悪化したり再発したりする(ように感じるという言い方もあるけど・・)。少なくとも自分の場合、再発の要因としてデトックスが関係していることは否めないと感じている。激しいデトックスを根本完治の一環と粛々と受け止められるようならばいいのかもしれない。でも症状が出る回数が増えることや病状の重篤化は肉体への負担が重く、段々と物質的に肉体が耐えきれなくなってきて回復が難しくなってくる場合もある。これも現実だ。ヒーリングを受けられるだけの体力があるかないかの見極めも、また必要なことだと思う。

ヒーリングの力は大きい。心と身体を癒すことができる分野であることは決して絵空事ではない。だからこそクライアントもエネルギーの領域を動かすことに対し、もっと敏感に、謙虚に、思慮深くあるべきだと思う。

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