静けさは祈り

今朝はいつもより少しだけ早く起きて 部屋を掃除して洗濯をして テレビを消した 離れて住む家族には 昨日のうちに連絡済みだ もし何かあっても 離れている家族を心配して慌てふためくのではなく 自分のすぐ目の前にいる助けを必要…

台風再びの前日に思うこと

台風上陸を明日に控え、いつもより道行く人の買い物袋の数が多かった。 こんなとき、どんな食料を買うか? わたしは、いわゆる備蓄できるものを買わなかった。 不安や恐怖のエネルギーに支配されたものに手を出すことはできなかった。…

食は祈り

福島駅からほど近い場所に川鳥(かわとり)という餃子屋さんがある。 まだ雪が降っていた時分、友人に連れられ初めて川鳥の暖簾をくぐった。 しっかりと練られた具は甘く柔らかく、皮は綺麗な黄金色。 店内は地元の人でにぎわっていた…

信頼とかつながりに関する小さな話

昔の職場の先輩が言っていた話を思い出した。 海辺の近くで育った先輩、お父さまは漁師ではなかったけれど常日頃 誰が釣ったかわからない魚は食べられない、 と言っていたそうだ。 目の前のマグロの刺身を口にしながら 私は誰が釣っ…