見えない存在への愛を

台風に地震にウイルスに
私たちの生活は絶え間なく揺さぶられ続けているけれど
今回のウイルスはとても特徴的だと思う

見えない

顕微鏡とか使えばみえるのかもしれないけど
みんなが日常生活で使っている視力では
ウイルスを見ることはできない

見えないモノたちが
上げ始めた声

ウイルスを見えない脅威としてではなく
そこにいる生物の一つだと思ってみる

いることに気がつかなくてごめんね
私たちに何かを伝えようとしているのかな、よかったら教えて

除菌もうがいも手洗いも
こんな風にやってみると

ウイルスという生き物の命が
本来あるべき動きを始めてくれるのではないか

この世は一つ一つの命の結晶
命の宿っていないものなどないはず
厄介者と思われる存在さえ然り

親を見失い泣き叫びながら走り回っている迷子のような存在
私にはウイルスがそんなふうに見える

愛の反対は無視

今こそ
見えないモノへのまなざしが
必要なんじゃないかな

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