歯が折れる夢から思ったこと

根元から歯が折れた夢をみた

余談であるが大学生時代、大きな怪我をした。
3mほどの高所より顔から落下した。
仮面ライダー世代の自分としては、落ちた瞬間
「トゥッ」と一回転して恰好良く着地できるかもとも思ったが、
床に叩き付けられた自分の顔の回りは血の海で
目の前には歯が2本ほど転がっていた、
というのが悲しい現実だった。
治療の段階を経て、結局7本の歯を失った。

夢でみた折れた歯はこの事故の時に失った歯だったので、
ないはずの歯が今更折れるというのは何だか変な気持ちだった。

それはともかく、
歯が折れる夢なんて見たことがなかったので
何か意味があるのかなと想い、ネットで検索してみた。
そうしたらいいことが一つも書いてなく、かなり不安な気持ちになった。

あぁ、なんじゃこりゃ、
好ましくない情報に動揺する自分というのがいることに改めて気がつく。

医者の言葉
親の言葉
友人の言葉
他人の言葉
占いや夢

現実でも幻想でも、食らうダメージに変わりはないけれど
過剰に反応するのはあまりよくない。

反応したなと思うのならば、
反応後に「キャンセル!」と声に出す。
そうすれば過剰な反応で自分に入った新たなオーダーは取り消され
フラットな現実だけが残る。

現実をそれ以上にもそれ以下にも見ない

そんなことすら
練習が必要なのです

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