随分前の作品だけど
相米慎二監督の「台風クラブ」
という映画が好きだった。
あらすじもうる覚えなんだけど
主人公は高校生(中学生?)の女の子で
思春期の心の揺れと
台風の揺さぶるような一夜が
重ね合わされたような感じだった
台風が結構好きである
滝のような雨が降ったり、もの凄い音で風が吹いたり
大人になった今でも
心のどこかがワクワクしてしまうのは
どうしてだろう
見慣れたはずの世界が水や風で大きく変わり
過ぎ去った後には
すっかり入れ替わった空気と大きな青空が残る
日常に挟み込まれる非日常
自分が台風災害に遭ったことがないから
こんな不謹慎でお気楽なこと言えるってのもわかっている
わかっているけど
こんなこと思っている自分も大事にしたい